「aico(アイコ)」とは、EC運営の業務を手助けするための、AIを活用したプロジェクトです。弊社でのカスタマーサポート業務や、商品撮影業務の効率化を図るべく、自社で研究開発するところから始まりました。デザインサービスグループは、aicoに関する情報発信拠点となるメディアサイト制作と、プロジェクトの象徴となるキャラクターを制作しました。
今回、aicoのキャラクターのデザインを担当した安部 亨哉さんにインタビューをしましたので、ご紹介します。
aicoプロジェクトのサイト制作をデザインサービスグループで担当することになり、サイト制作担当のディレクターから、デザイナーに向けてキャラクター制作の募集がかけられました。
立候補したメンバーでコンペ形式で案を出すところから始まり、最後の仕上げ作業までディレクターとサイトに載せた時のイメージを確認しながら完成させました。
見た目のデザインや使用するツールなどは自由だったので、私はラフ案の作成から最後の納品作業まで、普段から使い慣れているiPadを使用して作成しました。
立候補したメンバーは5名で、一人3~5案程度ラフ案を作成したのですが、その中から候補に挙がった9案のブラッシュアップ担当としても起用されました。
計4回ブラッシュアップを行う中で少しずつ案が絞られていきました。
最終的に自分が考案したものに決定したのですが、その後はディレクターとすり合わせながらキャラクターの性格や設定、テイストなどを細かく詰めていきました。
キャラクターの基本形が固まった後は、ポーズ違いで計4パターン作成し納品しました。
完成したキャラクターは、シマエナガをモチーフにした女の子と、くまのロボットのコンビです。
無表情ではあるけど天然で元気な性格の女の子の「aicoちゃん」と、彼女を支える「くまのロボット」という設定になっています。
キャラクターのコンセプトは「特定の一つではなく、なんでもできる子になっていくこと」です。
女の子が身に着けているヘッドホンから電波を飛ばして、くまのロボと意思疎通を図って指示を出している。というキャラ設定になっています。くまのロボットの耳とヘッドホンの側面が同じマークになっているのはそのためです。
aicoちゃんとくまのロボットが、2人で一緒に協力して問題解決をしていく。そんなイメージで細部までこだわって仕上げました。
完成したキャラクターは、シマエナガをモチーフにした女の子と、くまのロボットのコンビです。
無表情ではあるけど天然で元気な性格の女の子の「aicoちゃん」と、彼女を支える「くまのロボット」という設定になっています。
キャラクターのコンセプトは「特定の一つではなく、なんでもできる子になっていくこと」です。
女の子が身に着けているヘッドホンから電波を飛ばして、くまのロボと意思疎通を図って指示を出している。というキャラ設定になっています。くまのロボットの耳とヘッドホンの側面が同じマークになっているのはそのためです。
aicoちゃんとくまのロボットが、2人で一緒に協力して問題解決をしていく。そんなイメージで細部までこだわって仕上げました。
案出しの際は、ディレクターからキャラのイメージは与えられていましたが、表現の幅が狭まらないように、イメージにとらわれ過ぎないように心がけました。
また、イラストをサイトに当てはめた時にミスマッチが起きないように、サイトのワイヤーフレームや完成イメージをこまめに共有してもらうよう意識しながら作業を進めていきました。
いちからキャラクターデザインに携わり、最後の納品までやり切ったことです。社内では、キャラクターの開発から行った事例が無かったため、前例がない仕事に自らの武器を活かして挑戦することができ、とても達成感を感じることができました。
デザインサービスグループでは、WEBデザイン、キャラクター制作などクリエイティブに関わるさまざまな制作をサポートしています。ご興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
クリエイティブディレクター / デザイナー:村松 大輔
イラストレーター: 安部 亨哉
コーダー: 齋藤 星輝